2007年3月18日
Black Hawk Down
2001年制作なので少し古い映画。1993年に実際にソマリアでおこった米軍(多国籍軍)とゲリラの市街戦を描いた映画。監督がリドリー・スコットだけあって、変に(監督が)感情移入することなく淡々と事実だけを積み重ねていく事でメッセージを伝えていく手法が見事。世間にはこの作品を米軍のプロパガンダ映画だって言う人が居るらしいけど、それはあまりにも読解力不足なんじゃないかと思う。友軍がバタバタと倒れていくのに怯えることなく襲ってくるゲリラに対して米軍が恐怖するっていう構図は太平洋戦争やベトナム戦争と同じ。戦闘が拡大してしまった理由とかも加味すると、無意味に死んでいく人々に(観客が)感情移入してしまうのが普通の感性ってものじゃないのかねえ。「男たちの大和」で制作者の感情が入ってしまっていて、気持ち悪かったのとは好対照だな。
少し古い映画だけどBDとしては標準くらいの画質かな。フィルム撮影の映画はしっかり保存されていれば、後々の技術で高画質なテレシネ出来るのが良いねえ。ハリウッドはソフトビジネスのためにフィルム管理しっかりしてるし。邦画だと管理悪いんだよな。アニメだとネガ紛失とかも良くあるし。
音は良い。サラウンドの包囲感が凄くある。ヘリの中に居るときの音と、頭上をヘリが旋回してるときの音と、建物の中にいて頭上をヘリが旋回しているときの音を聞き比べると面白い。ヘリに乗った事なんか無いけど、これは本物の音だなと思わせるものがあるね。国内版は出てないので北米版を購入。台詞を理解するのはそれほど難しくないです。台詞が重要な映画でもないし。
Posted by tilto at 2007年3月18日 21:52

コメント[2]
うーん、私はこの映画、あんまり好きじゃないな。
なんつうかさ、「たかが娯楽じゃん」って
無責任なこと言えないメディアでしょ、映画って。
あそこに描かれたソマリア人の描写はひどいね。
「野蛮で卑怯な日本兵」以上にひどい。
まぁ、リドリースコットはあえてそういう手法を
選んだのかも知れないけどさ、受け手はそんなに
頭良くないんだから、もうちょっと親切にやんないと。
ところで、「大和」がキモチワルイってのは、
同感だ。あれで泣ける奴の気が知れない。
Posted by 勇魚 at 2007年3月18日 23:38 | 返信
観客の頭が悪いから、アメリカで公開できたんだと思うよあの映画。
監督は政治的な意味は持たせてないって言ってるけど、それも含めてかなり考えてつくってるなと思った。
Posted by て at 2007年3月19日 01:47 | 返信
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