2007年9月17日
LETTERS FROM IWO JIMA
北米版のBDを買ってから長時間寝かせてました。すでに国内版も発売済みになってるし、北米版買った意味があまりないな。BDはDVDほど内外で品質差無いし。まあ、ほぼ全編が日本語なんでダメージは少ない。
画質はごく普通のBD水準。グレインは感じなかった。色調も抑えめでレートは喰わない感じの絵です。色が薄いので普段の設定から色温度を少し下げて見てました。音は包囲感は有るけど、移動感はあまりなく、サウンドデザインは地味です。Dolby TrueHDはPS3でもデコードできるのが良い。
映画の内容の方ですが、邦画とハリウッドの力の差を見せつけられますな。初っぱなの数分で栗林中将のキャラがしっかり立ってしまってるのが凄い。邦画だとキャラ立て用のエピソード入れてるところだろうけど、何気ないシーンでぐっと感情移入させてしまうあたり、監督の力を感じます。バロン西への降伏勧告とかの有名なエピソードを省くとか邦画じゃまず出来ないんじゃないだろか。
日本の描写も、十分及第点なんじゃないでしょうか。多少おかしい感じもするけど、これよりおかしい邦画は山ほど有るし。邦画の戦争ものにありがちな、制作者の感情移入から来る気持ち悪さが無いのが良いね。『男たちの大和』あたりと比べるとなんでここまで違うんだろうかと思う。玉砕するまで戦い続けた心情が、なんとなく理解できるような気になれる映画がアメリカ産だってのが皮肉な物だ。見ると邦画の腐れぶりがますます実感できてしまう、そんな一本でした。
Posted by tilto at 2007年9月17日 20:39

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