2007年5月26日
パプリカ
パプリカの55%は平沢進で出来ています。……見る前は95%くらいじゃないかと思ってた。実際には予想を裏切って、BGMに徹しておりました。音楽が前面に出てくることはなく、映画を効果的に盛り上げる裏方的なポジションに収まってるのを聴くと、平沢も年取って丸くなったんだろうかと思ったり。曲そのものの出来は良いと思いますよ。大太鼓頼りまくりが減ってるのも映画音楽に聞こえる原因なのかもね。
BDソフトとしては絵は普通レベル。イノセンスレベルを想像してたんで、期待はずれな感があり。カジノロワイアル見てから評価が厳しくなってるのかもしれないが。音の方ははっきり言って悪い。レコーディングがダメ臭い。邦画だとこんなものかねえ。もうちょっとがんばって欲しかったな。
話の方は、それなりに面白かったけど、繰り返す見るようなものでもないなぁ。原作が古いんで、その間に似たような話が色々とつくられたのか、どっかで見たような内容ですな。これであと千円安ければ納得の内容だったんだけどね。なんでアニメだけ高いんだか……値段と売り上げ枚数に因果関係薄いってデータあるからだろうか。
2007年5月23日
エラゴン 遺志を継ぐ者
104分で1層MPEG2なもんでレート厳しめ。音もDTS-HDなんでデコードできませんと質はイマイチ。20世紀フォックスもっとちゃんとマスタリングしてください。このレベルの画質なら気合いの入ったBS-Hiあたりと大差ないかも。まあ音はAACとは比べものになりませんが……。
内容の方はというと……原作は面白いかもしれないと思った。映画はハイペースで話を無理矢理消化してる感がありますな。重要そうな人物の登場がものすごく唐突だったりとか。話そのものは超黄金パターン。新鮮味は欠片もございません。
話よりも問題なのは、映像全体から漂ってくるLotRのパクリ感。それも予算の都合か才能の都合かは解らないけど、全然パクれてないのな。これとかナルニアとか見るとLotRは良くできていたなあと実感出来ます。でもって、コレが凡作で終わった最大の原因は「ドラゴンかっこわる!!」もーちょっとなんとかならなかったものか……。まあ映像面のセンスが無かったんだろうねえ。音楽も良くないし、見所がドコにもない。世間の評価を素直に信じて買わなきゃ良かった。
特に最初の頃の展開の速さには「はぁ?」って感じだったけど、オイラはアヴリルの歌でall ok !!!(安上がり?)
ドラゴンの顔が猫っぽかったのには・・・あぁ、ToVのドラゴンですか?そうですか・・・
最後の戦闘シーンが何がどうなってるのかサッパリわからなかった。。。
ドラゴンってーあの本の表紙まんまだよねぇ。わ、わざ・・・と?(笑)
ちなみに最後の方で出てきた黒髪のにーちゃんが格好良かったから許した。(ぉ
2007年4月15日
BABEL
北米版のBDで視聴。画質音質共に特筆するような事は無し。まあ、そういう部分を楽しむ映画でもないし。4つの視点それぞれで画質が微妙に違うのは狙ってやってる効果なのかなぁ。モロッコとかグレイン多いんだけど、単に撮影に使った機材の問題なんだろか。
内容の方は色々と考えさせられる映画なんだけど、見ていると自然と考え込むって感じじゃ無いんだよね。教授に本一冊指定されて論文書けと言われたような感じと言えば、解る人には解るかなぁ。全体的に細部の説明が省かれていてわかりにくいんだよね。各国の事情を有る程度知っていないと、わかりにくい部分が多い。USAからメキシコは簡単に国境越えられるけど逆は難しいとか知っていないとなんでやねんとなる。考えることを強要されているって印象が強かった。
物語は1つの事件に関係する4つの視点で語られているんだけど、それぞれの結びつきが弱い。物語としては交わらないのが期待を裏切られたかなと。特に日本パートなんか丸ごと無くても話は成立してしまうし。
しかしマスコミはこれを見た上で菊地凛子が助演女優賞を取れると騒いでいたのだろうか。間違いなく見てないと思うけど。確かに良い演技してるけどシーン数少ないし、俳優が良いと言うより演出が良いって要素の方が大きい気がする。脱ぎすぎで紹介に使う部分選ぶのも難しそうだし(笑)。これ日本ではTV放送どうするんだろう?DVDが18禁指定とかだと笑えるなぁ。劇場公開では「氷の微笑」でヘア丸出し解禁されたんだっけか?菊地凛子に関してはそもそも、演じてるキャラがどうにも理解できなかったんだけど、何が解らなかったかはネタバレなので追記部分で。
2007年3月24日
Casino Royale
北米版のBDを購入。前評判通りの高画質・高音質でした。グレインそのまま残っていて、フィルムライクな仕上がり。遠近感が強烈に出ててさすがBDって感じ。音もかなり良い。要所要所で低音ドバドバでてました。静かなシーンで音量あわせてると爆発音がかなりヤバイ。
これボンドが007に成り立てって設定なんだけど、その割にこの俳優はどうなんだろう。Daniel Craigの腹がおっさんなんだけど(笑)。設定上は28-31歳くらいって事らしいが……。ただタキシードは無茶苦茶似合っていてカッコイイ。ボンドガールの方は胸の谷間見てBDエエナァと思ってたことしか記憶に有りません。
実のところ007ってまともに見たこと無いんだよね。日曜洋画劇場とかでやってるのをチラッと見たことしか無くて、思っていた以上に肉弾派なボンドなんだけど、これが今作からなのか伝統なのかわかんね。 英語力不足のため、基本的な話のラインは解るんだけど細かい台詞が把握できなくて、最後の落ちがイマイチわからなかった。……だからって日本語版も買うのは金がもったいないなぁ。でもDVDはもう見る気しないし、どうしたものか。だれか最後のシーンの意味をこっそり教えてください(笑)。
2007年3月18日
Black Hawk Down
2001年制作なので少し古い映画。1993年に実際にソマリアでおこった米軍(多国籍軍)とゲリラの市街戦を描いた映画。監督がリドリー・スコットだけあって、変に(監督が)感情移入することなく淡々と事実だけを積み重ねていく事でメッセージを伝えていく手法が見事。世間にはこの作品を米軍のプロパガンダ映画だって言う人が居るらしいけど、それはあまりにも読解力不足なんじゃないかと思う。友軍がバタバタと倒れていくのに怯えることなく襲ってくるゲリラに対して米軍が恐怖するっていう構図は太平洋戦争やベトナム戦争と同じ。戦闘が拡大してしまった理由とかも加味すると、無意味に死んでいく人々に(観客が)感情移入してしまうのが普通の感性ってものじゃないのかねえ。「男たちの大和」で制作者の感情が入ってしまっていて、気持ち悪かったのとは好対照だな。
少し古い映画だけどBDとしては標準くらいの画質かな。フィルム撮影の映画はしっかり保存されていれば、後々の技術で高画質なテレシネ出来るのが良いねえ。ハリウッドはソフトビジネスのためにフィルム管理しっかりしてるし。邦画だと管理悪いんだよな。アニメだとネガ紛失とかも良くあるし。
音は良い。サラウンドの包囲感が凄くある。ヘリの中に居るときの音と、頭上をヘリが旋回してるときの音と、建物の中にいて頭上をヘリが旋回しているときの音を聞き比べると面白い。ヘリに乗った事なんか無いけど、これは本物の音だなと思わせるものがあるね。国内版は出てないので北米版を購入。台詞を理解するのはそれほど難しくないです。台詞が重要な映画でもないし。
うーん、私はこの映画、あんまり好きじゃないな。
なんつうかさ、「たかが娯楽じゃん」って
無責任なこと言えないメディアでしょ、映画って。
あそこに描かれたソマリア人の描写はひどいね。
「野蛮で卑怯な日本兵」以上にひどい。
まぁ、リドリースコットはあえてそういう手法を
選んだのかも知れないけどさ、受け手はそんなに
頭良くないんだから、もうちょっと親切にやんないと。
ところで、「大和」がキモチワルイってのは、
同感だ。あれで泣ける奴の気が知れない。
観客の頭が悪いから、アメリカで公開できたんだと思うよあの映画。
監督は政治的な意味は持たせてないって言ってるけど、それも含めてかなり考えてつくってるなと思った。






気になっていたタイトルです。
レンタルで観ようかな…